株式会社リケン

リケンを知る

リケンの技術力

"技術のリケン"

私たちリケングループは、「研究開発力」「製品技術力」「生産技術力」に誇りを持つ、ものづくりの会社です。
創業から現在に至るまで、常に変化する時代の要請に応えるべく、新しい価値とソリューションを提供し続けています。
リケンは、3つの技術力をベースに環境にもやさしいものづくりに努め、これからも更なる躍進を遂げていきます。

技術のリケン

研究者たちの「新技術の追求心」が結集した研究開発力

研究者たちの「新技術の追求心」が結集した研究開発力

リケンは、理化学研究所をルーツとした会社です。新しい研究、新しい開発こそが"技術のリケン"の源であり、新技術を追求する心は創業の精神として先人から受け継がれてきました。
リケンの研究開発部門は、高度な評価解析技術を有し、設計品質の高い製品をお客様に提供できる開発体制が整っています。
また、外部の大学研究機関との共同研究により次世代製品の開発にも精力的に取り組んでいます。

お客様の要求に合わせたベストな仕様を提供できる製品技術力

お客様の要求に合わせたベストな仕様を提供できる製品技術力

「ピストンリング」一つをとっても、組み付けるエンジンの形やお客様によってその要求性能は大きく異なります。リケンは常にお客様の要求に合わせたベストな仕様を提案し、最先端の技術を駆使してその期待に応えてきました。自動車産業にとどまらず、発熱体から炉まで一貫して製造できる国内有数のヒーター材メーカーとしてハイテク産業に貢献し、配管機材メーカーとしても工夫のある製品設計で配管工事現場の省人化を実現させるなど、幅広いフィールドで活躍しています。

国内トップシェアの生産量を支える生産技術力

国内トップシェアの生産量を支える生産技術力

1927年(昭和2年)、当社の前身である理化学興業株式会社が日本で初めてピストンリングの製造を開始した当時から、品質・コスト・リードタイムともに誇れる生産技術を追求してきました。リケンは、工程の最適化や、オリジナルの治工具・設備を自社開発することで、超精密な製品を、より高品質に、効率よく量産できる体制を築いています。創立以来、トップシェアを維持するリケンの原動力は、自社開発による革新的な技術です。

環境性能を世界へ

環境性能を世界へ

近年の地球温暖化問題から、環境にやさしい製品の要求が高まっています。
リケンは、蓄積してきた技術を活かし、低燃費・低エミッションに貢献できる自動車部品を提供しています。また自動車部品で培った素材技術、加工技術、先進的環境技術を応用し、環境問題に配慮した発熱体や、省エネルギー効果の高い工業炉を造り、地球環境の保護に貢献しています。
製造面においても、無公害な表面処理技術・材質への転換、新工法・合理化工法の向上により環境への負荷が少ない製造方法を追求し続けています。

他社に真似できない独創的な技術力で
地球環境を守り、社会に貢献します。

自動車の「燃費向上」に貢献する技術

Case1 摺動性向上効果を発揮 「ピストンリング」×「摩擦を少なくする技術」

「ピストンリング」×「摩擦を少なくする技術」

「ピストンリング」はピストンに装着されるエンジン性能を左右する重要な部品です。ピストンリングの要求性能に最適な表面処理を施し、摺動性向上を図っています。リケンではCrめっき、窒化、CrNコーティング、DLCコーティング、樹脂コーティング、溶射など表面処理技術を豊富に取り揃えています。中でも真空蒸着法によるCrNコーティング、DLCコーティングは摩擦を少なくする技術として適用が広がっており、エンジンの燃費改善を実現しています。

「CrNコーティング」の特徴
1. 耐スカッフ性が高い(焼き付きが発生しにくい)
2. 耐摩耗性、耐腐食性が高い
3. 摩擦係数が小さい
4. 厚膜化が可能(50µm以上)
Case2 トランスミッションの効率を改善 「シールリング」×「漏れと摩擦を小さくする技術」

「シールリング」×「漏れと摩擦を小さくする技術」

トランスミッション(変速機)はエンジンからの動力をタイヤに伝える自動車に不可欠な装置です。そのトランスミッションの作動中に装置内部の油圧を保持するのが「シールリング」です。リケンの「低漏れ低フリクションAT/CVT用シールリング」 は、独自の特殊合口形状と表面形状によりトランスミッションのオイル漏れをゼロレベルまで極小化、更に摩擦損失を極限まで抑えることができ、トランスミッションの効率改善に貢献しています。

「低漏れ低フリクションAT/CVT用シールリング」の特徴
1. 極低温から高温まで漏れが少ない
2. 極低圧から高圧まで漏れが少ない
3. 回転運動、往復運動でも漏れが少ない
4. 特殊形状の採用による低フリクション
Case3 中空化技術を進化させた薄肉化技術 「カムシャフト」×「軽くする技術(中空化・薄肉化技術)」

「ピストンリング」×「摩擦を少なくする技術」
軽量カムシャフトの断面

エンジンの重要構成部品の一つである「カムシャフト」は軽量化することにより、低燃費化が可能となります。リケンは形状設計と製造技術を駆使した鋳造カムシャフトを素材から加工まで一貫生産しており、カムシャフトのパイオニアとして客先のニーズに応えてきました。中空化技術を進化させた肉厚2.5mmの「薄肉中空軽量カムシャフト」は、その薄肉化技術で高く評価されています。

「軽量カムシャフト」の特徴
1. チルド・カムシャフト、表面焼入硬化カムシャフトを製造
2. 異径中空化による大幅な軽量化(中実製品対比で軽量化率20~30%)
3. 二輪車及び自動車エンジンに適用
Case4 強度と剛性を維持し軽量化を実現 「足回り部品」×「軽くする技術(形状設計技術)」

「足回り部品」×「軽くする技術(形状設計技術)」

エンジン部品以外にもリケンの鋳物製品は、自動車足回り部品や建機向け部品の軽量化に貢献しています。「自動車向け足回り部品(ナックル・ハウジング)」では、伸びと衝撃値の優れた高強度・高延性材料を独自に開発、さらに設計技術との組み合わせによりアルミ合金に匹敵する軽量化率の高い製品を開発しています。安全性や操縦性、乗り心地などに関わる重要な保安部品は各自動車メーカーから高い性能を要求されますが、リケンは独自の技術を活かして応え続けています。

「高強度・高剛性FCD材『軽量化ナックル』」の特徴
1. 熱処理をしない鋳放し(As-cast)で高強度化
2. 製品を薄肉軽量化しても強度と剛性を維持
3. 一般的な鋳鉄製品に比べ伸び、衝撃値に優れる
4. 高強度材料と構造最適化設計による軽量化(従来品対比で軽量化率15%~20%)
Case5 アルミニウム合金の常識を変えたSHORIK材 「精密機械部品」×「軽くする技術(高機能材料技術)」

「精密機械部品」×「軽くする技術(高機能材料技術)」

地球環境保全への取組みとして、世界各国で自動車の排ガス規制やCO2排出量削減に向けた自動車の燃費向上の対応から軽量化ニーズが高まっており、軽量化材料であるアルミニウムが注目されています。リケンは過酷な環境下でも安定した機能を発揮できる軽量化材料の研究を続け、汎用アルミ合金では実現できなかった多量のシリコンや遷移金属を添加した高機能アルミ合金「SHORIK」の材料開発に成功しました。SHORIK材はカーコンプレッサー用ベーンで使用されているほか、自動車・バイク用の各種機械部品への応用が期待されています。

「SHORIK」の特徴
1. 重さは鉄の1/3
2. 航空機分野で利用されるジュラルミン以上の強度
3. 汎用アルミ合金では実現できない高剛性
4. 材料設計により熱膨張の調整が可能
Case6 超高回転を支える技術を世界へ供給 「ターボシールリング」×「超高熱に耐える技術」

「ターボシールリング」×「超高熱に耐える技術」
ターボチャージャーハウジングカットモデル

昨今、燃費向上のためにグローバル化したエンジンのダウンサイジング技術。ここには、動力性能を確保するための「ターボ」という、燃費と出力に貢献する補機が採用されています。そのターボ部品として大変重要な役割を果たすシールリングを、リケンは世界に供給しています。ターボの中では、タービンが1分間に十数万回回転しており、その温度は1,000℃近くになるといわれています。リケンのターボシールリングをつくるオリジナル合金材は、耐摩耗性・耐熱性に優れており、過酷な環境化でもターボ内部のシャフトを支え、その摺動と高熱に耐えて仕事をしています。

「ターボシールリング」の特徴
1. 超高回転の回転摺動に耐える材料技術
2. オイルやガス漏れを極力少なくする設計技術
3. 寸法精度を追及した生産技術
4. 世界に供給する低コスト技術

ハイテク/エレクトロニクス産業の「省エネ化」に貢献する技術

Case7 優れた耐熱性を有する発熱体を実現 「パイロマックスシリーズ」×「高機能材料技術」

「発熱体」×「高機能材料技術」
パイロマックス・スーパー製品

各種工業炉、電気抵抗炉にて使用されるリケンの発熱体「パイロマックスシリーズ」は、鉄鋼/自動車/エレクトロニクスなどの多岐にわたる産業で利用されております。リケンの発熱体事業の経験と実績は50年にも及び、長年培った独自の材料設計と製造技術を駆使することで、優れた耐熱性を実現しました。リケンのパイロマックスシリーズは、国内外で高い評価を得ており、発熱体製造の国内最大手として今後もあらゆる分野の加熱技術の発展に貢献していきます。

「パイロマックス・スーパー」の特徴
1. 密着性の良い酸化保護膜による、優れた耐熱性
2. 組織・組成制御による、優れた耐変形性
3. 不純物が少なく、加熱物を汚染しない
4. 加熱効率のよい仕様(材質・形状・モジュール)に対応可能

建設作業の高効率化に貢献する技術

Case8 現場の作業効率の向上と品質向上を両立 「配管機器」×「製品設計技術」

「配管機器」×「製品設計技術」

リケンの「配管用機器部品」は"コマ印ブランド"として、お客様から高い信頼を得ています。様々な品質認定を受けた高品質かつ多種多様なラインナップには、施工時に熟練工の技術を必要とせず作業効率を向上させた「トップジョイント配管システム」や、「ねじ込み継手・ZDシリーズ」などを揃え、人手不足が深刻な問題となっている建設業界の一助となっています。

「トップジョイント配管システム」の特徴
1. 安全で簡単な施工
2. 確実なシールと強い阻止力
3. 豊富な品揃え(固定タイプ、伸縮・可とうタイプ、多種表面処理)
「ねじ込み継手・ZDシリーズ」の特徴
1. シール材の塗布が不要(接着作業の手間・費用カット)
2. ねじかじりを解消
3. シール材の流出を防止
4. トルクが軽くねじ込みが容易にできる
5. 保管時にねじ部が錆難い