学生時代は何を学びましたか？

英米文学・文化、教職課程を含む英語教育など広く学びました。サークル活動では軽音楽サークルに複数所属し、趣味のエレキギターを弾く日々を過ごしました。

リケンを選んだ理由は？

父の影響で子供の頃から自動車が好きでした。学内で開催された会社説明会でリケンを知り、世界中の自動車メーカーに関わる仕事に興味を持ちました。入社の決め手となったのは、面接官の方々から社員を大切にする姿勢を強く感じられたことでした。

現在の仕事内容は？

2020年6月より海外事業部へ。主な業務は、海外関係会社の経営管理、新規海外事業拡大案件の企画立案・実行、海外の事業環境の調査分析などとなります。日常の定例業務との時間配分を考えながらすべてをこなしていくのは大変ですが、幅広い能力が試されるので、やりがいがあります。

いちばんうれしかったエピソードは？

2020年春の新型コロナウイルス流行当初にはいくつかの海外関係会社が操業停止となり、リケングループとして総出で増産・出荷を行い、難局を乗り越えることができました。こうした非常時用の対応マニュアルは存在していましたが、想定を大きく超える事態に直面し、内容が刷新されることになりました。私は海外の関係各社からのフィードバックを得て、テロ、災害に加えて疫病に対応する内容をマニュアルへ新しく加える業務に携わりましたが、関連部署の方々と確認を重ねて無事に改訂が完了したときは、大きな達成感を抱きました。

自らの成長につながったエピソードは？

海外事業部では毎年、リケングループのグローバル会議を東京で開催しています。例年であれば会場や宿泊先を確保して海外から参加者をお招きするのですが、2021年度は新型コロナウイルスの影響でウェブ上での開催となりました。会議当日に向けて、ウェブ開催において議論が活発となる議題の選定や、時差・各国の回線状況等あらゆる事態を予測したテストを実施しました。その結果、参加者の要望を可能な限り反映した準備を整えることができ、当日の会議は無事に成功しました。この経験から、限られた条件の中であっても最大限の効果を発揮させる事、何事も完了日時を決めて準備し、目標に向けて遂行していく事の大切さを学びました。

リケンの魅力は？

人を大切にする社風が一番の魅力です。私はこれまでに２回異動しましたが、上司や先輩たちから親身なサポートをいただけることはどの部署でも同じです。関連する他部署の方々と協力して仕事をすることも多いので、一つの業務に関わりながら広い視野を持つこともできます。
また、入社後の半年間は柏崎工場での実習と講義であり、同期と合宿の様に過ごすので非常に仲が良くなります。機械系に詳しくなかった私も、この教育体制を知って不安なく入社できました。

今後の目標は？

海外事業部で仕事をして1年。今後も財務などの関連分野を積極的に学び、しっかりと自身の意見を持って業務に臨んでいきたいです。
そして将来は、英語力を生かして海外に駐在することが目標です。