株式会社リケン

ピストンリング博物館

ピストンリングの機能

B-5 セカンドリング

次に紹介するのは、2番目に使われている(中間の)セカンドリングです。
寸法的には、外径φ86mm×幅1.2mm×厚さ2.9mmなどと表示します。

外観形状を見てみましょう。
トップリングの機能を補いながら、オイルコントロールも致します。
写真手前がピストンリングの外周・摺動面です。

セカンドリング

セカンドリング

圧力リングとして、ガスシールの役目と、下向きにオイルを掻き下げる形状になっているのが見えるでしょうか。そうです、外周面に切り込みが入っています。
しかも、摺動面のみ形状測定すると、下図のような結果です。右側が、ピストンリング外周の摺動面です。テーパー状に勾配が付いているのが分かるでしょう。角度で言えば、1°30'程度の勾配(テーパー角度)ですが、この形状で、ガスシール性の確保の他に、初期なじみ性、オイル掻き効果などが狙えます。

この下方部分と下端面で、シリンダー壁と接すると共に、オイルを掻き下げる効果を出します。