株式会社リケン

ピストンリング博物館

展示室D 地球環境への貢献とエンジンの進化

エンジンの課題

交通手段としての自動車、そしてその大部分を占める「往復動型エンジン」は、歴史的に増加の一途をたどってきました。増加とともに地球環境に与える影響も大きくクローズアップしています。

これからの交通を支えるエンジンとしての重要な課題:
キーワードを挙げてみましょう。
燃費の向上 オイル(潤滑油)消費の低減
エネルギー効率の向上。CO2(炭酸ガス)の排出削減など
環境保全、公害の防止
ゼロエミッション(汚染物質ゼロ)への挑戦。PM、NOx、SOx、HC、CO2の大幅低減など
エンジン機能の革新と燃料の多様化
往復動(レシプロ)エンジンも、まだまだ進化します。また、燃料についても、ガソリン・軽油から天然ガス、アルコール、水素ガスなど、多様化してゆくでしょう
リサイクル化の進展
省資源、省エネルギー、廃棄物の削減の観点から各部品のリサイクル化が進むでしょう

ピストンリングの進化

以上のような課題に対応して限りなき高性能のピストンリングが追求されています。

薄幅化・軽量化・低張力化
1本1本を極限までスリムにします。
ブローバイガスの極少化
ピストンリング合い口隙間からのガス漏れを削減します。ブローバイガスは、循環されて外部に漏れることは無いですが、少ない方がベターです。
摩擦抵抗の低減(低フリクション)の追求
エンジン効率を上げるのに重要です。ピストンリングの滑る(摺動する)摩擦の極少化を進めます。
燃費の低減と高負荷対応
燃焼効率を上げるピストンとの組み合わせと配置に呼応してピストンリング特性の革新を進めます。
オイル(潤滑油)消費の更なる低減

これらの課題は永遠のテーマでもあります。
今後とも愛用される部品であるように、企業努力を積み重ねて参ります。

長い間おつきあいありがとうございました。