株式会社リケンNPR株式会社リケン

サステナビリティ

社会 Social

働きやすい環境の整備

労働環境の改善

当社では、労働環境の改善に向けたさまざまな取り組みを行っています。 具体的には、業務効率化と時間管理の徹底による時間外労働の削減や、休暇の取得促進、定時退社日などを実施し、総労働時間そのものの縮減も進めています。
休暇制度には慶弔休暇、リフレッシュ休暇(勤続年数に応じた特別休暇)、育児休暇、介護休暇、ボランティア休暇などがあります。
有給休暇の取得率は平均70%以上で、3連続休暇や上限なしの「半日単位」での取得など、計画的な取得を支援しています。
また、2019年度からは若年者がより安心して働けるように、新入社員の有給休暇付与日数を12日から15日に増やしています。

リケン従業員の有給休暇取得状況

年度 2017 2018 2019 2020 2021
有給休暇取得平均日数(日) 14.6 14.8 15.0 14.3 14.9
有給休暇取得率(%) 75.5 76.6 76.4 73.8 75.6

リケン従業員(組合員)の残業の状況

年度 2017 2018 2019 2020 2021
1か月あたりの平均残業時間
(法定時間外)
18.0 14.9 7.1 5.8 10.9

持続可能な働き方

当社は、一人一人の従業員が自分にあった働き方や職場環境で能力を発揮し、活躍できる環境の整備が当社の持続的な成長に不可欠と考えています。
そこで、当社は 2019年度より、一定領域での活躍ができる地域限定職・職種限定職制度と、時間や場所の有効活用を図れる在宅勤務制度(本社勤務者が対象)を新設しています。
従来からのフレックス勤務、短時間勤務などの諸制度と併せて、多様な働き方ニーズに対応しています。

産休・育児休業、育児サポート

当社では、産休に加え、子どもが3歳になるまで育児休暇を取ることができます。
当社は早い時期(1970年)から育児休暇の制度拡充を進めており、希望者の育児休暇取得率は100%です。(2018年度)
短時間勤務制度は、子どもが小学校3年生修了時まで利用することができます。また、同じく小学校3年生までの子どもを養育する者は、始業・終業時刻の繰り下げを行うことができます。

リケン従業員の産休・育休取得の状況

年度 2017 2018 2019 2020 2021
産休取得者数(人) 8 9 3 7 3
育児休業取得者数(人) 12 21 20 23 18
(うち男性)(%) (17) (24) (15) (35) (39)
育児休業復職率(%) 100 100 100 86.7 100

福利厚生制度の充実

福利厚生制度の充実は、働きやすい環境の整備に繋がります。
当社のユニークな福利厚生制度としては主に、企業年金基金、共済会、持株会、住宅融資制度があります。※

さらに2020年度からは、在職中に万が一の病気やケガで働けなくなった時、最長60歳まで月々の収入の一定割合を長期補償するGLTD(団体長期障害所得補償保険)制度を導入しました。
補償の基本部分(収入の20%分)は会社負担で提供し、各従業員の負担で任意に補償額を増やす(収入の40~80%分)ことができます。
病気やケガでこれまでと同じ働き方ができなくなった際の収入の落ち込みを長期にわたり支援することにより、安心して治療に専念、または治療と仕事の両立ができる環境を整備していきます。

※福利厚生(法定外)はその他に財形貯蓄、退職金制度、育児休業制度(最長3年)、ボランティア休暇制度、社宅制度などを整備しています。(2020年度現在)